映画考察

映画考察

【ボーはおそれている】ジーヴスはボーと対の存在か?【映画考察】

車に轢かれてしまったボーが、療養の為一時的に身を寄せることとなった「ロジャー家」 主人のロジャーをはじめ、妻であるグレース、娘のトニーが住むごく普通の家庭なのだが、そこに一人だけ異質な存在が混じっている。 精神を患った退役軍人「ジーヴス」だ。
映画レビュー

【ボーはおそれている】3時間に及ぶ究極の悪夢体験にあなたは耐えられるか?【映画レビュー】

本作の主人公である「ボー」は重度の不安症であり、かなり幻覚・幻聴に苦しめられている。 加えて、本作の黒幕でありボーの母である「モナ」の手引きにより現実では到底起こりえないようなことが街でいくつも起きている為、「これはヤバい幻覚なのか?」「これは実際にヤバいことが起きているのか?」というのは正直判別が難しい。
映画考察

【キングスマン:ファースト・エージェント】を解説!ラストの意味は!?【映画解説】

「キングスマン」シリーズの3作目となる本作では、これまでのキャストは一切登場せず「いかにしてキングスマンというスパイ組織が誕生したのか?」という物語に焦点を当てた、正史でありながらスピンオフにも近い作品となっている。 本作は、以前の「キングスマン」シリーズとは異なる時代を舞台に新たなキャラクター達の活躍を描いた作品ですが、シリーズ最大の魅力である「紳士的スパイアクション」というテーマは健在。
映画考察

【SAW】なぜアダムは試されることなくゲームオーバーを迎えたのか?

結論から書いてしまうのだが、まず「アダムにも生存のチャンスは与えられていた」というのが大前提だ。 ジグソウは「殺人」を強く嫌悪しており、自らの仕掛ける「ゲーム」で被験者に更生してほしいという思想のもと、数々の凶行に及んでいる。 上記のことから、ジグソウが初めから「確実に死ぬ」ゲームを仕掛ける可能性は低く、アダムにも生存できる可能性は与えられていたと考えるのが自然だ。